2012年02月19日

「一週間分の計画づくりと、振り返り」をやってみて

毎週日曜日の夜に一週間分の業務を2〜3時間単位のタスクに分解して、それぞれの曜日(午前、午後、場所)に割り当てることを始めた。2週間前から始めたので、2ループを経験。今回はそこで得られたことについて書こうと思う。

・一週間目の結果
日曜に割り当てたタスクに対して、完遂率は75%。完遂できなかった理由は色々考えられたが、主に二つ。
一つ目は、単なる怠け癖。昔からそうなのだが、ある程度タスクの終了目処がついてしまうと、そこでやめてしまう。そもそも、その癖をなんとかしたくてこの試みを始めたので、とにかく継続させることと、なんらかの「慎独」の仕組みを併用する必要があると認識。仕組みについては現在も検討中。
二つ目は、計画外のタスク発生。これはどんなタスクがどれだけ発生したかを計測していなかったので、二週目からは計測することにした。

・二週間目の結果
タスク完遂率は変わらず75%。ただし計画外タスクの項目と消費時間を残しておいたので、今回はその原因を検証することができる。
計画外タスクの計測結果は、以下の通り。

1.元々計画に入れるべきだったタスク(計画漏れ)
 →120min

2.元々計画に入れる必要もなかった頼まれごと、突発業務
 →225min

1については今後も計画の精度を高めていく必要があるが、問題は2だ。

225分も計画外タスクに時間を割いていたということは、これがなければタスク完遂率は90%を超えていた可能性が高い。これからどう扱うか。この問いをきっかけに、チームワークとは何か?について考えさせられた。

2の業務は私にとっては計画に入れる必要がなかった業務だが、依頼してきた本人にとっては計画に入れるべき業務であるわけだ。チームワークとは、共通の計画の中で発揮し合うもの?それとも、計画外の部分で助け合うもの?その両方?計画に入れるべきタスクとは?個人のミッション、組織のミッションとは?

直近のアクションとしては、自分に何か頼む場合は一週間以上前にして欲しいと周りに宣言したり、自らも一週間の計画の中で誰かに業務を頼む必要のあるときは、計画を立てる段階から頼んでおいたりするつもりだ。
計画外工数は毎週225min発生するから、事前に計画に盛り込んでおこうなどとは思わない。それではいつまでたっても丼勘定で、根本的な解決に至らない。

いずれにせよ、現場レベルで一人当たり週に225minも計画外の工数が発生しているとすれば、業務の性質にもよるが、組織として問題と捉えるべきではないだろうか。その積み重ねが売上や利益の目標未達に繋がっているかも知れない。計画的に仕事を進めることを、如何にして組織に浸透させるか?経営者になる身としては、また一つ学習できた。今後は計画の精度を高めていき、最終的には二週間分の計画立案と振り返りが上手く回せるようになりたい。
posted by 松本良太 at 16:47 | Comment(0) | TrackBack(0) | スキル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月07日

慎独

あけましておめでとうございます。
久々の更新ですが、本年もよろしくお願いいたします。

さて本年最初の記事は、私が身につけたい特性について。
それは慎独。その意味は大辞林によれば、
自分一人でいるときでも身をつつしみ、道をはずれないようにすること。

私の解釈では、お天道様が見ている、と似ている。
昔読んだ何かの本、確か米国人が書いたものには、自分の行動が常に全世界中継されていると思えと書いてあったが、それも同じ意味だろう。文化を超えてそういった価値観が存在していることは興味深い。何か事を成すために、そういった自らを律する仕組みが必要であることは、人類共通の真理なのかも知れない。

例えば日常生活のレベルで言えば、以下のような行動として表面化する。
一人の休日も朝から活発に活動する。
座れた通勤電車で、寝ないで本を読む。
エスカレータではなく階段を選ぶ。

では、何故慎独を身につけたいのか?
経営者に必要な特性だと思うからだ。
他人から強制されることが無いなら、自らを律するしかない。それを今から訓練したい。

幸い、私の現在の仕事は個人の裁量に任されている部分が多く、仕事面では慎独の特性を身につける機会に恵まれている。相変わらず問題なのはプライベートの面。自分にとっては大きな挑戦なので、きっちり計画に落として取組もうと思う。ToDo出しがナカナカ楽しみだ。


皆さんは慎独、できていますか?
posted by 松本良太 at 10:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | マインド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月01日

起業の視点

最近、起業ネタを考えるときに大事にしている視点は、以下の3つだ。

1.自分の強みを活かせること
2.高利益率であること
3.仮説・検証のサイクルを回せること

1は、そもそもどのフィールドで勝負するのか?という話。一言でいうと、市場と自分のマッチング。自分の強みを特定してから市場を探す・創ることを考えても良いし、既存の市場や市場の隙間(の問題点)を見つけてから、そこで自分の強みが発揮できるか?を考えても良い。自分の強みを活かせるかどうかということは、仕事を楽しめるかどうかにも直結するので、ここが最も大事。

2は、世の中への貢献度を測る指標。高利益率であるということは高付加価値であるということなので、これは中長期的にも大事にしたい。ただし1で市場(誰に、何を)を特定した時点で9割がたは決まってしまう感があるので、実際には1と同時に考慮することになる。市場規模や市場成長性の仮説も、ここで立てる。

3は、1と2の成立性を検証できるかどうか。無限の資金と時間があれば検証せずに事業を始めることができるが、私の場合そんなわけにはいかない。資金面、時間面ともに、やろうと思えばテストマーケティングできることが条件になる。テストマーケティングできれば市場規模や市場成長性も検証できることになる。
また、一言で成立性といってもどこまで検証すれば良いかが課題となるが、石橋を叩き過ぎない程度に終えるのが良いのではないだろうか。そうでなければ、いつまでも最初の一歩を踏み出せない。テストではあるものの、週末起業するイメージを持っている。


123の視点で考えるようになって、つくづく重要だと思うのは1。しかも、ここには個人的な世の中への問題意識や、思考のクセといったものが色濃く反映される。どんなにシステマティックに考えようとしても、個性から抜け出すことはできない。

今現在迷走している企業も、元々は創業家の個性が色濃く反映されたものだったはずであり、その個性と事業の繋がりが今はどうなったのか?何故そうなったのか?を振り返ることで事態を打開できるのかも知れない。そう思うと世の中を見る目が少し変わってくるし、将来背負う創業家としての責任を予感する。
posted by 松本良太 at 13:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | マインド | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月17日

中小企業診断士試験の結果

twitterアカウント(@ryota_mat)をフォローしていただいている方は既にご存じかも知れないが、先日、2年目の挑戦となる中小企業診断士試験を受験してきた。今年度は業務量と学習量のバランスを鑑み、苦手科目である経済学・経済政策と経営法務のみ、1次試験を受けた。

結果から言うと、スコープを絞ったことが功を奏して2科目とも合格することができた。(診断士協会の正式解答を見て自己採点した結果)苦手科目を合格できたことで、来年度のハードル(学習時間、合格確率)は大幅に下がったと思っている。科目合格制度をフル活用する形になる。

あくまで私個人の場合なので参考になるかどうかはわからないが、これから中小企業診断士の一次試験を受験される方の一助になればと思い、経緯を纏めておこうと思う。


それぞれの科目の自己採点点数は、以下。
お恥ずかしいが昨年度の自己採点結果も併記しておく。

経済学 :68点(昨年度22点)
経営法務:82点(昨年度38点)

2科目合計の学習期間・時間は、以下。

学習期間:3ヶ月間
学習時間:240時間程度

平日に2〜3時間、休日は4時間程度の学習時間を確保した。ただし直前期は業務多忙で殆ど追い込みが出来ず、一日0時間という日もあった。

昨年度に1次試験を一通り受験した経験があるため、それを考慮すると期間と時間は増える。また昨年度の受験以来テキスト等は開いていなかったので、今年度学習を始めるまでのブランクは9か月ほどあったことになる。

学習方法は、独学。問題集や過去問を中心に取組み、不正解だった問題周辺の知識を問題形式でiPadに纏めていくというもの。テキストだけを読み込む時間は殆ど取らなかった。苦手分野を問題形式で纏めて定期的にリマインドを掛けるというものだが、特別な学習方法だとは思っていない。

過去問を解くにあたって気を付けたのは、各年度に出題された問題のうち、年度独特のタイムリーな話題は無視したこと。また問題文や解答選択肢まで記憶してしまうと繰り返し学習の意味が無くなるため、毎回ゼロベースで思考することを心がけた。経営法務にありがちな細かい数字のような丸暗記すべき項目は、試験数日前に一気に暗記した。


7科目全部受けて得意科目だけ科目合格するよりは、苦手科目に狙いを絞って科目合格しておき、来年度に確実に合格することを狙ったのだが、ここまでは狙いどおり。こんなに偉そうなことを書いたのだから、来年は予定通り、合格せざるを得ないだろう。
posted by 松本良太 at 22:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月27日

達人のサイエンス

久々に自分がモヤモヤ感じていたことをズバリ形式知にしてくれた、心を揺さぶ
られる本だった。

才能がある人は何か始めると右肩上がりに成長するが、それでもどこかで必ず停
滞する。才能に溺れていると停滞を受け入れられず、挫折してしまう。

この本の著者は、何か道を極めたいなら、右肩上がりの成長に拘るなと主張して
いる。むしろ、長い長い停滞期(著者が言うプラトー)を受け入れ、楽しむこと
で達人への道が開かれると書いている。

著者はアメリカ人で、自らの合気道の上達の道のりや、指導者としての経験を例
に話が展開される。私自身もボイストレーニングやビジネススキルの習得を通し
て、まさしく実感として感ずるところがあった。


個人も企業も右肩上がりを追求している現在、とても考えさせられることの多い
良著だった。半期の業績に拘るあまり、10年後に存続し得ない企業になってしま
っていないだろうか?

posted by 松本良太 at 22:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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